バイメタル構造に生まれ変わったクラウン
シグネチャーモデルシリーズで最も人気を得たクラウンが、バイメタル構造にリファイン。名前に新たに加わった「.st」は、A6061のボディに装着した「ステンレス」のリムを表しています。前作の最大の特徴でもあったクラウンの操作性に、バーサーカーSSのバイメタル屈指のパワーをプラスしたことにより、C3史上屈指の完璧なバランスをそなえたヨーヨーとなりました。
バーサーカーSSのリリースを発端に開発がスタート。最大の焦点は「いかに両機種のアドバンテージを引き出し融合させるか」という点であり、幾重ものプロトタイプを経て0.1mm単位で各部の寸法を調整し続け、開発陣営・プレイヤーの双方が納得する完成度に到達。バイメタル構造を採用した根拠の一つである安定感の大幅な向上を成し遂げた今作は、手にとったプレイヤーへ強烈なインパクトを与えることでしょう。
シェイプを変えると同時に直径を1mmのみサイズダウン、さらにC3従来の製品からギャップ幅やベアリングロック周辺部に至るまで設計を根柢から見直し、握った際にもプレイ中にも感触が前作と近くなるよう調整を加えました。これにより前作のクラウンからシームレスに移行しやすくなり、モノメタルとバイメタルの質感の壁を大きく取り払うことができただけでなく、スベリも向上しました。
生まれ変わったクラウンは、ワイドボディタイプのバイメタルとしても魅力的です。パワーが強く回転時のブレが発生しやすいというデメリットを解消し、ストリングトリックの基礎である “マウント” そのものの成功率を根本から支えます。
あなた自身のことを象徴する、あなたにとって本当にベストなヨーヨーとなるべく生まれた新しいクラウン。その進化と真価を、あなたの手で感じてください。
旧型と同じく、Dif-e-Yoコンケイブベアリングを初期搭載。また、Kストリングのホワイト・ファットとソフトタイプのパッドも初期搭載しており、新品の状態から城戸慎也選手本人のものと同じセッティングになっています。
シェイプ
カラー・ブラストあり
※ブラスト加工とは、サンドブラストやケミカルブラストなど、メタルボディのヨーヨーの表面における摩擦を軽減する加工全般を指します。サイドフェイス部以外を対象に、一部でも施されていれるものは『ブラストあり』と表記しています。
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スペック詳細(解説)
数値は大まかなものです。
計測器やロットによって若干の誤差が生じることがあります。
重さ (g) | 64.7 | ヨーヨー・ベアリング・軸・レスポンスの合計です。 |
直径 (mm) | 54.90 | サイドフェイス側の最大径の長さです。 |
横幅 (mm) | 44.60 | リムの最外側同士の最短距離の長さです。 |
トラピーズ有効幅 (mm) | 43 | スリープ中のヨーヨーをストリングに乗せる際に有効な幅です。 |
素材 | A6061 / ステンレス (リム) | ヨーヨーに使用している素材です。 |
バインド | 必要 | 「必要」の場合、バインドをしないと手に戻すことができません。 |
スタイル | ストリングトリック (1A・3A・5A) | 対応するプレイスタイルです。 |
ベアリング | コンケイブ・サイズC | ベアリングの大きさと種類です。形状などによって区別します。 |
レスポンス | パッド・ミディアム | レスポンスの種類とサイズです。 |
シグネチャー | 城戸 慎也 | ※一部カラーに帰属 |
発売日 | 2015/07 |