フルサイズより一回り小さい、ミドルサイズのフルメタルヨーヨーです。2011・2014年香港チャンピオン、Ng Wang Kitシグネチャーモデルで、ボディ素材には超々ジュラルミンを採用しています。

同じく槍の名前を冠したトライデントの後継機にあたりますが、ステップストレート系形状ということ以外は見た目の共通点はほとんどなく、全く別のモデルのよう。ベースはすべて内面、つまり性能面に活かされています。

もともとその若干小柄なサイズであることによる『機敏さ』。それ自体がトライデントからの素材や重量配分の変更によって更に高まっており、理想的な軌道を縫うようにして進むことができる、トップクラスのコントロール性能の持ち主です。

ヨーロッパのヨーヨーシーンに欠かせない人物の一人。2012年ヨーロッパ大会1A部門優勝、Plamek選手のシグネチャーモデルです。

かねてから好んで使用していたモビテーションをベースに各部を再設計。わずかなサイズアップのほか、リム部の形状やレスポンスをスリムサイズにといった変更が加えられています。

もともとロングコンボを主体とする選手ですが、このハートビートは、そんな彼の個性をウラから支える根幹である『素直』なフィーリングを最大の武器としています。動いてほしい時すぐに動く、止まってほしい時すぐに止まる。自らの意志とヨーヨーが一つの神経で直結しているかのようなコントロール性の高さに注目してください。

1A・4A・5Aとマルチにこなす、2011・2014年ヨーロッパ大会チャンピオン、デイビッド・モルナー選手のシグネチャーモデルです。

2011～12年にリリースしたダークソニックをベースに設計されていますが、実重量が1gほど軽くなっているにも関わらず、使ってみると、より安定感が増したような印象を受けることでしょう。ダークソニックは、もともとホリゾンタルなどスリープの消耗が激しいトリックのために設計されたモデルです。そこから時代と高難易度化したトリックに合わせ、オリジナルの魅力を更に正当にアップグレードした結果、元来のコンセプトに正しく、驚異的な進化を遂げました。

ひたすらフルメタルヨーヨーらしさ、つまり金属ならではの力強いフィーリングを求めるのであれば、このディメンションを選択肢に入れない手はありません。